子供の頃、お茶碗にゴハン粒が一粒でも残っていると叱られました。
お米屋である我が家は、お米を売って得たお金で生活しております。
また、お米を育てる農家の方のご苦労も重々分かっていましたから、
どれだけお米が大切なものか子供の頃から私に教えてくれたんだと思うのです。
籾だねから出たばかりの苗は、ホントにか弱く、これが本当にあの立派な稲に育つのか
ちょっと不安だったりします。
小さな苗が立派な稲に育って、穂に実をつけてお米になり、食卓へ届くまでには、
大変だけど、そのぶん素敵なストーリーがあります。
昭三じいさんは、まだ肌寒い春先から用意を始めます。
機械化が進んだとは言え、
まだまだ人の手によって行われる事が多い米作り
苗床から生まれたばかりの小さな苗
田んぼは、親子孫の大切なコミニュケーションの場であり、
ひたむきに働く大人の姿を見せる場所なのかもしれません。
子供たちは、手伝う事を、お米作りの大変さを覚えます。
キレイな水は、美味いお米を育む。
日照りに大雨、時に厳しい環境を耐え抜いて、稲は育つ。
そして、農家さんの愛情と稲自身の辛抱の先に
人知れず、小さな花を咲かせる。
やがて穂は実り、
頭を下げる。
収穫の時、本当の喜びを味わえるのは、
農家さんなんですね。
日本の国にはお米がある。
お米を育てる人がいる。
ホントは、美味いのマズイのって言ってる場合じゃないんですよ。
まず、感謝です。
お米に、農家さんに、お天道様に。
そう思って、食べるおにぎり。
これが、
お米のかわにし(有限会社川西商店)
住所 : 香川県綾歌郡綾川町陶4160-9
定休日 : 毎週日曜日
営業時間 : 8:00〜20:00
電話 : 087-876-0328 FAX : 087-876-2548
E-mail : banto@okomenokawanishi.com
URL : http://www.okomenokawanishi.com/